月を見て。思い出すのはただ一人。 その度に愛しさと罪の重さに引き裂かれそうになる。 許してくださいと、夜毎に何度囁いたことか。 夜が怖いとさえ思った日々。 しかし…一人の少女のお陰でその苦しみも薄らいだはずなのに。 罪を忘れるなと誰かが叫ぶ。 誰かが囁く。 そして…俺は罪を見る。 |
第1話:愛しき人よ | 第2話:壊れた歯車 |
第3話:悲しい予感 |
第4話:想いの行方 | 第5話:託された物 | 第6話:別れの訃報 |
第7話:流行く日々 | 第8話:悪夢の報せ | 第9話:純白の使者 |
第10話:半刻の救援 | 第11話:過去の傷跡 | 第12話:去り行く背 |
第13話:許せない事 | 第14話:腕の記憶に | 第15話:残酷な侮辱 |
第16話:その先の道 | 第17話:光への渇望 | 第18話:始動の報せ |
第19話:彷徨う者達 | 第20話:守座として | 第21話:殺気の歓迎 |
第22話:自分の望み | 第23話:諦めないで | 第24話:託した未来 |
第25話:その人の為 | 第26話:繋がるもの | 第27話:火影の約定 |
第28話:彼女の真意 | 第29話:帰ってきて | 第30話:最高の嫌み |